つないでつくるツボヤビル
リノベビルで商いを
元々は刺繍屋さんが営まれていた4階建のビル。
フルリノベーションを施し、
2022年にツボヤビルとして生まれ変わりました。
現在は不動産事務所やコワーキングカフェ、
セレクトショップにデザイン事務所兼販売ショップ等の顔ぶれで、
各フロア賑わいを見せております。
今回は2階部分、ワンフロアのバトンを繋いでくれる方を募集します。
さっぱりとしたL字型の空間。
スケルトンでの引き渡しのため、ゼロから内装を作る必要がありますが、
その分空間の広がりと解放感、そして可能性を感じます。
天井も高く、面白く使えそうなスペース。
これから始まるまだ見ぬ物語が隠れていそうで、ワクワクします。
ビル全体としても周辺の店舗と絡めたイベントや、
マーケットが年に数回企画されています。
この壺屋エリア全体で起こる化学反応を見れるのが、これからも楽しみです。
現在のテナントさんからこの空間をつないで、
新たに物語をつくっていきませんか。
※オーナー審査があります
※現在賃貸中のため、入居は2025年12月以降となります
text:ゴヤ
キジムナーのいるところ
何かが棲んでる?
「キジムナー」って聞いたことありますか。
沖縄の古くからの言い伝えられている、カジュマルの木に宿る精霊のことです。
髪の毛も肌も赤く子どもの姿をしていて、好物は魚の目玉なんだそう。
樹齢100年は超えていそうな立派なガジュマルの木を見たときに、キジムナーが住んでいそう!と思いました。
とにかく神秘的な場所なんです。
この土地の隣には「さくの川(カー)」と呼ばれる市指定史跡の共同井戸があります。
崖の下に流れる地下水を、琉球石灰岩を繋げて導いた井戸です。
昔は生活用水としてだけでなく、芭蕉から紙をつくる作業「紙すき」が行われていたといいます。
道路からガジュマルの木を目印に石積みの階段をのぼると、大きなバナナの木がわさわさと自生しています。
植物ってこんなに大きくなるの?ここだけ南米アマゾンのどこかなの?と不思議になるくらい元気に植物たちが暮らしていて、マングースにも遭遇しました。
マングースがいるということは、ハブもいるかもしれませんのでご見学の際はご注意を。
そして頭上には巨大なジョロウグモもいたので、頭上にもご注意を!
那覇市内とは思えないくらい自然と水に恵まれている場所です。
土地上に古家が建っていて、苔に包まれた何とも言えない雰囲気を醸し出していますが、あくまで土地として販売しています。
この建物は未登記で築年数が不明で、木造の外壁が朽ちてしまっているので、正直なところ再利用できるのは屋根くらいかなと・・・。
中も見ることができませんので、予めご了承ください。
建て壊して建物を建てるにしても、この神秘的な雰囲気は活かしてほしいなと個人的には思っています。
text: ノハ
ヴィンテージアトリエに住む
ほっと落ち着くリノベ物件
築49年の名残がところどころにチラッと見えて愛おしくなります。
ギラギラしたリノベーション物件はちょっとソワソワしちゃうし
新築マンションはまだ早いかも
かといって築古物件に住むのは不安・・・。
そんなあなたにはほっと落ち着くリノベーションのこちらの物件はいかがでしょうか。
築49年の建物の壁や屋根を解体して剥がした状態のコンクリートブロックがむき出し
お部屋は白いペンキ塗装仕上げで明るさと清潔感があります。
1階も2階も床は天然木のフローリングなので素足で歩きたくなる優しい質感です。
美術講師をしてるオーナーさんなので、さすがセンスの良さを感じるお部屋です。
ところどころに絵が飾られていたのですが、白い壁とコンクリートブロックがアートを引き立ててくれてました。
雑誌「おきなわいちば」にも掲載されたことがあるんだとか・・・!
天井が高いので、海外のオシャレなアトリエのような雰囲気です。
ヴィンテージな家具がとても似合いそう。
キッチンの仕様もこだわりを感じます。
ステンレスの天板に広いキッチンと収納は大容量。
調理料理をぶら下げれるバーと棚にはかごやキッチン用品を並べて見せる収納に。
料理が好きな方も喜んでくれると思います。
気になるところがあれば、許可の範囲内で改装もできます。
築古の建物なので、住んでるうちに修理が必要な箇所が出てくるかもしれないことは念頭に置いててください。
このお部屋と付き合ってくれる方を募集します。
※室内数箇所修繕予定。入居可能時期は10月以降を予定しております。
※写真の家具家電はつきません。
text: ノハ
ぬーんねん
沖縄の伝統的な古民家、日常がここに。
「ぬーんねん」とは、沖縄の方言で「なんにもない」という意味。
今帰仁村今泊の古民家で10年ほど宿を営むオーナーさんの「なんにもないけど、楽しんで欲しい。」そんな想いから、お宿の名前を決めたそう。
ふくぎ並木に囲まれた敷地の中に、瓦屋根の古民家が佇んでいます。
御年57歳。内装も整えつつ水回りもリフォーム済みですが、昔ながらの縁側や、すりガラスにはトキメキを感じます。ここへ訪れた人だけが、特別な空気を味わえるんです。
敷地の大きさに比べて建物は8坪とコンパクト。
思い返しても、今までたくさんの古民家を見てきたけど、巨大な古民家ってなかったような・・・?
歴史をたどると、台風から家を守るために重い瓦を屋根にのせ、屋根の重量を支える強度の確保や、高温多湿のため、家中に風が通るように敷地いっぱいに建築しないこと。昔はお庭で作業することも多く(敷地全体が住まい)、家屋を大きくしなかったのだそう。
なるほど、納得です。
沖縄の風土を活用したお家だからこそ、今でも姿が残っているのでしょう。
物件から海へは徒歩5分。ですが、この辺りには商業施設も大きなスーパーもありません。コンビニは歩けば遠く感じるでしょう。宿にはテレビもなく、外は蚊も多く存在します。
あれやこれと細かいことが気になる方には、このお家は似合いません。
それでも、
風の匂い、季節の移ろい、鮮やかな星空、沖縄の昔ながらの暮らしも。きっと、肌で感じられるでしょう。
お宿としても、住宅としても、またはアイディアがあればお聞かせください。
オーナーさん承諾の範囲で、改修工事も可能です◎
ただし、注意点として、一部雨漏れがございます。
今のところ大雨時にしか現れませんが、現状での引き渡しとなります。(借主にて防水工事を行う場合、賃料の減額有)
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ぬーんねんしが今帰仁村(今帰仁村はなにもないよ)
と言われていますが。
わたし、この場所がとても好きなんです・・
(また来たい)と思わせる力が、ポテンシャルが、この土地にはある気がします。
なにもないは、なんでもある。
その心があればきっと、あなたの特別な場所になるはず。
グッときた方、お問い合わせをお待ちしています。
text:Eri
※ご内覧時は、先日付でのご予約が必要です。当日のご内覧は難しい旨、予めご了承くださいませ。
素朴なボク【住居編】
商談中につき募集終了
新しいモノでキレイに均一に整えて作るお部屋も手間がかかります。
また、元々そこに住んでいた素材たちや、その「古さ」を活かす空間づくりもセンスが問われます。
今回ご紹介するのは、そんな素材の持つ表情を生かして作られた空間が素敵な物件です。
間取りは1LDK。天井はすべて取り払われ、開放的な空間が広がります。
コンクリートの爆裂もそのまま上から塗装が施され、ゴツゴツとした目つきでコチラを見つめます。
玄関を入りますと、まず右手に8帖の洋室。真っ白なコンクリの壁に無垢の床材の温かい色合い。
大きくまっさらな壁を見ていると、プロジェクターで何か映したくなっちゃう。
お次はリビング。これまた無垢材がこれでもかと広がる28帖の広大なスペース。
天井にはライトレールが取り付けられ、自分好みの照明をチョイスできますね。
縦長のシンプルな空間にアクセントを加える木製の2枚のドアは何だろう…。
まずは左のドアを開けると、水回りが広がります。
ブラウン系のタイルが施された洗面スペースには大きな鏡があり、なんだか空間が広く見える気がします。
洗面に向かって左手には浴室、右手にはトイレがございます。どちらも白い壁にグレーのタイルがビッシリ。
次に右のドアを開けると、ウォークインクローゼットがありました。
クローゼットではありますが、勝手口もあって外と直通なので、倉庫的な使い方もできそうですね。
衣類をこだわりのディスプレイで飾ってもヨシ、アウトドア用品を愛でるスペースにしてもヨシ。
リビング奥には、洗面スペースと同じタイルや白い板材で装飾がされたキッチン。
作業をしながらリビングを眺められます。ここでなら大人数のパーティーでも準備をするのは苦じゃなさそう。
キッチンのさらに奥にはパントリー的なスペースもございます。収納にも困りませんね。
よしっ、一通り撮影したから出ようかなと思ったところで気づきました。玄関へ続く廊下の柱に貼られているものに。
よく古いお家で、木の柱に直接子どもの身長をペンで書いたり彫ったりしているのを見ます。
こちらのお宅は、竹尺のマステを貼って計測が行われていました。なんと正確な…。
やはり、こういった住んでいた方の歴史が垣間見える瞬間というのは、実に面白いです。
物件のロケーションもバッチリ。大きな公園やセルラースタジアムもスグそこ。
ゆいレールや那覇空港、ショッピングセンターも近く、住みよいエリアです。
築45年ですので、それなりに古さはあります。それでも、それを生かした空間づくりがなされたこちらの物件、いかがでしょうか。
気になっているそこのアナタ、お問い合わせお待ちしております。
text : しばす